葉っぱのヨガ日記~ヨガと野菜と自然時間~9

春の気配

庭に出ると、ふわっと甘い香りが広がっていました。
香りの先には、黄色い蝋梅。
控えめに、やさしく下を向いて咲いています。

寒さの中で静かに花開く姿に、思わず足を止めました。
春はまだ遠いと思っていても、自然はちゃんと準備を進めているのですね。

ヨガの時間にも、似た瞬間があります。
すぐに変化が見えなくても、呼吸を重ね、身体に耳を傾けていると、内側では静かに整いが起こっています。
蝋梅の香りに包まれながら、そんなことを感じました。


庭のすみに目を向けると、蕗の薹が小さく顔を出していました。
もう春が、すぐそこまで来ていることを感じます。

採れたての蕗の薹は天ぷらにしていただきました。
ふわっとして、とろっとして、そしてサクッとした食感。
口いっぱいに広がる、ほのかな苦味。
季節をいただく喜びを、しみじみと味わいました。

かわいらしい ふきのとう

ヨガでは、心地よさだけでなく、少しの刺激や違和感に気づくことも大切にしています。
ふきのとうのほろ苦さのように、その感覚が身体や心を目覚めさせ、新しい季節へと導いてくれるように感じます。

自然は、五感を通してたくさんのことを教えてくれます。
香り、味、風、光、そして静かな変化。
そのひとつひとつに気づく時間が、ヨガの時間にもつながっているように思います。

春は、もうそこまで来ています。


いつもホームページをご覧くださり、本当にありがとうございます。
これからも、ヨガと自然、そして日々の小さな気づきを大切に綴っていきたいと思います。